慎

天国にいるあなたへ

あなたと、初めて会ったのは、３年前、

あの島の、常連だった、あなたが、

あの島に、着たばかりの僕と．．．


僕は、一目惚れでした。

僕は、いつも、あなたが、来るのが、楽しみでした。

遠く離れた、あなたと、僕は、メールするのが、楽しみでした。


半年後、僕は、あの島を、出る事になり、

あなたが、生まれ育ったあの土地で、会ってくれましたね。

楽しかった、二日間

お好み焼き！美味しかった！

飲み屋を、ハシゴして、ダーツもやって．．．

始発に乗って帰ったね。

あの時のあなたの笑顔が、今でも、忘れません


酔った勢いで、手を繋いでしまった僕を、

あなたは、受け入れ、ずっと朝まで、手を繋いでくれましたね。

そして、勘違いした僕が、別れ際の地下鉄のホームでした　KISS

それでも、次の日、また会ってくれた．．．

日帰りで、温泉に行ったね！

混浴なのかと、ちょっと期待してしまった．．．



再び、島に戻った僕は、あなたに、メールで、告白した。

あなたは、「遠くとこにおる人には、興味ないねん。ごめんなさい。」って

メールをくれたね。

でも、その後、あなたが、また、あの島を訪れ、なんか僕は、照れくさかった。

最後に、会った頃、僕は、仕事の忙しさのせいか、ちょっと鬱で、あなたと、

あまり会話が、出来なかったです。

あの時は、ごめんなさい。冷たく見えたかもしれませんね。

今でも、後悔しています。


その後、風のうわさで、事故で亡くなったと聞いた時は、凄いショックでした．．．

あなたが、置いていった麦わら帽子

受け取ってくれましたか？

夜中に一人で、島と島を結ぶあの橋の上から

あなたが、好きだったあの海に、帽子を投げたよ！


そして今、僕は、あの島を離れた．．．


あなたが、好きだったこの綺麗な海、島を、

僕は、必ず守ると決めました。

あなたが、いつでも来れるように．．．

大切にしていきます。

それが、僕の使命なのかもしれません．．．


そんな僕を、遠く離れた天国から

見守ってくださいね！